伝統工芸士の竿師を目指して

昨年の10月から品川区の伝統工芸士の先生に弟子入りし、
その技術の手解きを受けています。

竹から釣竿を作る「竿師」です。

和竿づくり

江戸和竿と言われていて、実用品でありながらその美しさは
美術品の域にまで達しています。

現代ではカーボンロッドをはじめとした工業製品が主流となり、
竹竿の需要は本当に少なく、この技術はどんどん廃れていっています。

自分の作った竿で魚を釣るという釣り人として最大級の贅沢。
そして、この素晴らしい技術をぜひ習得して、次世代に残したい。

そんな思いから真剣にまた、楽しみながら取り組んでいます。
最高の師匠にも巡り合うことができ、修行の日が楽しみな今日この頃です。

仕上げに漆を使うのですが、もともとアレルギーなどもなく、
そういうのに強い方だったのですが、先日体調があまり良くない日に
作業をしたのが祟って、ついにかぶれてしまいました。。
信じられない痒みで、、、本当に辛かった。

まだまだ弟子入りしたばかりで
日々勉強なのですが、デジタルにまみれた毎日の中で
手作業によるクリエイティブな時間がなんとも愛おしい。

これは私が作ったファーストロッド。
ハゼ用の舟竿(リールシート、ガイド付き)と、のべ竿です。

和竿、かっこいいでしょう

和竿づくり
 
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イラストレーターナド。
ふるさとプロデューサー、三鷹商工会員、三鷹市観光企画委員、イラストレーターズ通信会員。クリエイティブ業界で20年目。嫁1人、娘1人。関西弁。