生徒数180名の中野区にある新山小学校。
統合により2017年3月で61年の歴史に幕を降ろすこととなりました。
今回ご縁があり、その記念のシンボルマークを制作させていただきました。

で、できた記念Tシャツがこちら。
背中に大きなイラストと胸にマークが入っています。
想いとしては、人数が少ないので年齢関係なく仲の良い生徒たち。その輪の中に思い出の校舎がある様子をイラストにしました。その中に「未来へ羽ばたくための羽」のモティーフとして鳥、その羽ばたいた先にある「希望」の象徴として虹を描きました。
生徒も気に入ってくれたようで安心しました。

縁もゆかりもなく、存在すら知らなかった小学校なんですが、ここのPTAのお父さんの一人が僕のホームページにたまたまたどり着き、絵を見てご依頼くださったとのこと。
ホームページにアップしていた一筆書きの線がイラストをとても気にいってくださり、このタッチで描いて欲しいと。
ちなみにその時に送っていただいたイメージ図。
これはこのオヤジの息子(新山小の生徒)が、僕のイラストを見て描いてくれたものです。
思えばこういったきっかけから始まってイラストが完成したんだと思うとなんだか感動します。

そして今年卒業する6年生を送る「ありがとう集会」というものに招待していただきました。
この日、全校生徒にTシャツが配られるそうです。
みなさんこのTシャツで体育館に向かいます。

すでに在校生がスタンバッていました。
手作りの式典、とっても温かくて素晴らしい雰囲気でした。


定番の送る言葉的なものもあり、

寸劇を交えた感謝の言葉など、趣向が凝らされてて感動しつつも面白い式でした。
低学年用の小さいTシャツには少しイラストが大きかったな。。

いきなりみんなで恋ダンスを踊りだしたり笑

僕もなんか、無茶振りで喋らされたり、、笑
ちなみに喋った内容は、マークのコンセプトです。

最後はシンボルマーク同様、みんなで輪になって記念撮影。
こうやって全員がTシャツを着てくれてて本当に嬉しい。

時代や状況に合わせて子どもたちの環境も、ある日突然変わったりするんだなと思うと、少し寂しい気もしましたが、彼らの元気な笑い声を聞いてると光り輝く未来しかないんだなと思い直したような日でした。