本業のイラストレーターの傍ら、江戸和竿(伝統工芸)の修行中です。
将来、河口湖や山中湖に程近いところでワカサギ用和竿のブランド化を目指すにあたり、入れる「竿袋」も独自のものを作りたいと思っていた。



そういえば山梨県富士吉田市は1000年以上続く、機織りのまち。
和竿が江戸の伝統なら、竿袋もまた、土地の物語をまとったものにしたい。
たまたま立ち寄った食堂「喜八」の女将さんが地元の老舗「前田源商店」を教えてくれて、行ってみると昔ながらの日本家屋の中に上質なオーガニックコットンの生地が壁いっぱいに並んでいた。
これだと思っていくつか生地を購入。
こういう偶然の出会いって、ものづくりにおいてすごく大事だなと改めて感じた日。

