毎月1回、地元中学校の美術部顧問「あそ美ば」。
さて、今回は前回に引き続き「みたカルタ 四中版」ということで、まずは読札を何にするかをみんなで決める作業に入りました。

あ行〜わ行までの紙を黒板にずらりと貼って、思いついた読札を付箋で貼っていく作戦です。

思いついたキーワードや文章、モチーフなどを自由に書き込んでいきます。
これが思った以上に大苦戦(笑)
自由って言われるとかえって難しいですよね。
とりあえず僕がきっかけ作りとしていくつか書いて、貼り付けていくことにしました。

すると「あ〜、こういうかんじか〜」ということで、みんなのペンが動き出しました。きっかけって大事やね〜

「あ」とか「か」は結構たくさん出るけど、「ら」とか「わ」になるとなかなか難しい。過去、みたカルタを作った時に僕も確かに後半は苦戦しました。
それでも最終的にいろんな案が出たと思います。
そこそこの数が出たところで、突然のチーム分け(笑)
基本はいつも男女や学年で分かれちゃってるし、できれば混合で進めてもらいたいなと思ってくじ引きで決めました。仲良しグループが分かれちゃって悲鳴や笑いが。。
青春ですな〜笑

はい、ここからは5つのチームに分かれてもらって、各チーム2行ずつ手分けして制作を進めます。

各チームに先ほどのアイデアが詰まったシートを渡して、チーム内で読札を決めていきます。
出てない文字の分は、チーム内でさらにアイデア出し。
なかなか大変な作業。
「こっちがいいんじゃない?」
「これとことは組み合わせて、、、」

さて、次回までにどれだけできてるか楽しみです。
次回はできれば絵の下書きに入っていきたいな〜と思っています。
今回、四中生と一緒に「みたカルタ」作りをしようと思ったきっかけが、実は目黒カルタの制作が進んでるらいいことを聞いたからです。
「めぐろう」という目黒区の中学生・高校生編集員が同世代に向けて、目黒区の魅力を発信しているタウン情報誌がありまして、以前、僕自身もワークショップでカルタ作りのコツ的なことをお話しさせていただいたご縁があります。

せっかくなので、三鷹でもこういうことができたらいいなあと思い、四中生に取り組んでもらうことにしました。
「めぐろう」は目黒区のウェブサイトでバックナンバーが読めますので、ぜひ見てみてください。とてもしっかり作ってあります。