たまには仕事のご報告も。
ちゃんとイラストレーターやっています笑
学研さんから発売の「5歳までに伸ばしたい脳育パズル」 で絵探しとか間違い探しを担当しました。
たくさんのイラストレーターさんが描かれています。
間違い探しの他に、プールとかゲレンデをモチーフに絵探しも描きました。
プールの群衆は描くの大変でしたが楽しいイラストになったと思います。
今回はその大変だったプールの群衆を描いたプロセスを公開します。
まずこちらが最初のラフスケッチ
![ラフ1](https://t-kosaka.com/wagomublog/wp-content/uploads/rough01.jpg)
制作環境はiPad Pro 12インチを使用してします。アプリは「Procreate」。
最近はラフや下書きもデジタルで描き始めることが多くなりました。
次に下書きです。
僕の場合は下書き=本番の線画として描いているので、
下書きがOKであればそのまま着色、仕上げに進みます。
![ペン入れ](https://t-kosaka.com/wagomublog/wp-content/uploads/rough02.jpg)
着色時の色分けや作業を考えながらパーツごとにレイヤーを分けて描いています。
![下書き完成](https://t-kosaka.com/wagomublog/wp-content/uploads/rough03.jpg)
線画が完成です。
この状態でクライアントチェック。修正などがあればここで対応します。
![線画完成](https://t-kosaka.com/wagomublog/wp-content/uploads/senga_ok.jpg)
下書きOKいただけたので仕上げていきます。
下書きとして描いた線画のコントラストを上げて、本番の線にしていきます。
こんな感じ。シャキッとしました。
![本番の線画](https://t-kosaka.com/wagomublog/wp-content/uploads/senga_fin.jpg)
ちなみにこの線画は「背景」「人物」「テクスチャ」の3層構造になっています。
![レイヤーの構造](https://t-kosaka.com/wagomublog/wp-content/uploads/layer.jpg)
ここまでできたらあとはレイヤーごとに着色です。
最初に線画の色を変更します。
スミ100%だとちょっと主張が強過ぎて嫌なので、
僕はいつも濃いグレーに設定します。
ただ今回は、プールのイラストということで
涼しい雰囲気に仕上げたかったので
線の色をネイビーにしました。
![線画をネイビーに](https://t-kosaka.com/wagomublog/wp-content/uploads/senga_ai.jpg)
線の色を変えるだけでガラッと印象が変わりますよね。
それぞれのパーツに色を入れたのがこちら。
僕ははっきり見やすいイラストが好みなので、
グラデーションやタッチの残る塗り方はあまりしません。
![着色完成](https://t-kosaka.com/wagomublog/wp-content/uploads/senga_color.jpg)
パキッとキレイに塗れました。
子ども向けなので、楽しい雰囲気に仕上がるように気をつけました。
で、素材を組み合わせたら完成です。
![完成イラスト](https://t-kosaka.com/wagomublog/wp-content/uploads/illust_fin.jpg)
どないでっしゃろ?
他のイラストレーターさんはどんな感じで描いてるのか見てみたいなあ。
こちらのAmazonリンクから購入できるので
よろしければ見てください。
ではでは〜