久々にラフ公開を。
こんなマップの描き方です。
イラストレーションマップ作りって良いことだらけな気がする!笑
美味しい物食べて(たまに無理やり食べることもあるけど笑)、おもしろい体験して、
いろんな人に会えて、それらを好きにマップにまとめたら報酬がもらえる。
で、そのマップの地域に人にも愛用してもらえる。
なんといい仕事なんだ。笑
とはいえ
実際は現地に取材にも行くし大変な作業で、
報酬額とのバランスが難しいけど、
なにより楽しい。
そんなイラストマップの制作の流れなんかを
まとめてみました。
あくまでも、僕個人の進め方です。
今回は雑誌「散歩の達人」用に描いた物です。
はじめに、現地のベースマップは
グーグルマップとかネットなどで下調べして
ある程度、起こしておきます。
この、地理を頭に入れておく作業が当日の迷いを無くし、時間に余裕が生まれます。
雑誌の紙面の大きさに合わせて、
ある程度のレイアウトもここで固めておきます。
情報を載せるスペースがどれだけあるかを把握するためです。
そしてこれをプリントして現地に持っていき、
歩きながら得た情報をどんどん書き込んでいきます。
取材を終えて帰ってくると
こんな感じです。
まあ、自分が読めたらいいんです笑
コメントとか、気になったこととかは
これとは別のノートにも書き込んだりしています。
これを元にひとまずある程度のレイアウトを
ざっくりまとめていきます。
これが「クライアント提出用ラフ」のための「ラフ」になります。
ここからさらに線を絞って、
「クライアント提出用ラフ」にしていきます。
ラフのためのラフとか面倒と思われるかもしれないですが
情報物の場合、ラフ段階できちんと読めて、
仕上がりを想像してもらえるようにしておく方が
あとあとで修正が少なくて済みます。
清書してからの修正はかなりキツイです。笑
これが提出するラフです。
ま、ほぼ仕上がってます。
これに色をつけますね〜の確認って感じです。
この後、何度か修正を繰り返して
(ほとんどが文字修正くらいです)、
OKが出たら色つけて完成です。
最終版がこちら。
というわけで掲載された本がこちら。
散歩の達人MOOK「柏松戸さんぽ」
交通新聞社 刊
柏の市場や流山、ウラカシなんかもMAP化しました。